[図書館紹介]
図書館実習を終えて
私は,春休みの数日間ゆうき図書館で図書館実習を行った。
ほんの数日間の実習ではあったが,図書館ではどのような業務を行っているのか,実際に見て体験することができ,授業とは違う図書館の裏側も垣間見ることができた。

私が行った作業は,カウンターでの貸し出し返却,雑誌の受け入れ準備,返却された本の汚れチェック,ICタグの貼り付けなどである。

ゆうき図書館では,バーコードではなく,ICタグを用いて本の貸し出しを行っており,それが貸し出し返却の効率化にも役立っている。
ICタグは,とても薄いカードのようなもので,これにたくさんの情報がインプットされるのかと思うと今の技術はすごいなぁと感動した。

また,今回閉架書庫も見せてもらうことができた。膨大な量の本が書庫に収められており,借りたい本を入力すると数分で手元に届くというシステムには驚いた。本来なら人の手で本を見つけて探すものを,機械が代わって行い,これも大きな時間の短縮になると思った。

一番大変だったのは,貸し出し返却作業だ。特に,一階でのカウンター業務は,相互貸借の本の予約貸し出しや,利用者カードの登録など,単なる貸し出しではない作業も多く,あたふたしてしまい,図書館員の方に迷惑をかけてしまった。それでも親切丁寧に教えていただき,ちょっとずつではあるが最初のころよりは作業をスムーズに行うことができた。

今回,数日間ではあったがゆうき図書館での実習を通して,様々なことを学んだ。
まずは,図書館員の仕事は貸し出し返却だけではなく,裏方の仕事も案外多いということ。
私たちはカウンターでの業務だけが図書館員の仕事だと思いがちだが,それだけではなく,新しい本が入ったら図書館で貸し出しができるように,捺印したりカバーをかけたりICタグを貼り付けたりなど,図書館に並ぶ状態を作り出す作業も図書館員の仕事なのである。

また,図書館の利益はお金では計ることができないということ。よって,たくさんの人が図書館を利用することが,図書館にとっての利益であると私は考える。

より多くの人に図書館を利用してもらい,情報を提供し,図書館を通してたくさんの人々とふれあってもらう。図書館が地域住民の集う場所となるために,ゆうき図書館がより良い図書館になると良いと思っている。

ゆうき図書館はまだ新しい図書館だ。
まだまだこれから図書館を作り上げていくことができると思う。

今回,図書館実習を通して,利用者ではなく,図書館員の立場になって,図書館というものを考えることができた。
私が授業で学ぶことは図書館に対する知識のほんの一部なんだと思った。
実習ができて,図書館員の仕事を生で体験することができて,本当に良かった。

※この体験記は平成17年度の実習生,石塚睦さんにより寄稿されたものです。

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